こんにちは。iicotoスタッフokanoです。

お天気がころころ変わる毎日ですが、いかがお過ごしですか？
先日、息子が通う小学校で読み聞かせの会メンバーとして、初！読み聞かせデビューをしてまいりました☆

かわいいかわいい新一年生の反応に助けられながら、楽しい読み聞かせの時間を過ごすことができました^^

ちょっとおかしな楽しい気持ちになる絵本をご紹介します。

楽しく読み聞かせ☆おすすめ絵本紹介vol.6

『おばけのてんぷら』
せなけいこ 作・絵

せなけいこさんの赤ちゃん絵本シリーズは、独特な貼り絵画法とパッと目につく色使いが人気で読み継がれているロングセラー。
かわいいキャラクターのおばけやうさぎ、「あ！この絵知ってるかも〜！」と思われる方もきっと多いのではないでしょうか？
そんなせなけいこさんの絵本は、大人になってもクスッと笑ってしまうあたたかい作品でいっぱいです☆

題材は”てんぷら”。

日本人にとっては身近な食べ物で、子供からお年寄りまで好んで食べられるお料理ですよね。
さつまいもやかぼちゃ、お魚の天ぷらも最高ですよね！
でも、絵本のタイトルを目にして戸惑われた方もきっと多いはず。

『おばけのてんぷら』は、せなけいこワールドの中でもユーモア感たっぷりの作品。
‟おばけって、あのおばけだよね？”
‟おばけをてんぷらにしちゃうの？”
考えれば考えるほど想像力がふくらみます。
うさぎのうさこがてんぷらを作ろうとしたいきさつや、
てんぷらを作っていく工程が細かく描かれていて、クスッと笑ってしまいます。

なんとこの”うさこ”のキャラクターが‟超”がつくほどマイペース。
クスッと笑ってしまうポイントのひとつです。
てんぷらを作るために材料を買うのですが、お小遣いをぜ〜んぶ使ってしまうのです。
それでも「まあ　いいや。」とまったく気にしないマイペースぶり。

てんぷらを揚げる音、そしててんぷらのい〜いにおい。
読んでいる側の私たちもてんぷらをいますぐ食べたくなってしまいます^^

てんぷらのい〜い匂いに誘われ、山から下りてきたおばけがうさこの家に忍び込みます
（実は、iicotoスタッフokanoの幼少時代、このシーンが一番衝撃的でした！）。
おばけは、うさこに見つからないようちょろちょろ飛び回りてんぷらをつまみ食いしちゃいます。
一方、うさこはまったく気がつきません。
気がつかないどころか「てんぷらって　ずいぶん　なくなるのが　はやいなぁ！」
なんてのんきなことまで言っていて、つっこみどころが満載です 笑。

さてさて、この結末はいったいどうなるのでしょうか？
おばけはうさこにてんぷらにされてしまうのでしょうか？
うさこはおばけの存在に気づくことが出来るのでしょうか？
奇想天外、でもクスッと笑ってしまう楽しい作品です。

この絵本は、読み聞かせのワークショップなどでも多く使われ、色々な読み方をして楽しめます。
大型絵本も図書館で用意がある場合も。
うさこのセリフはゆっくりめに読んで、のんびりのんきな感じを出してみました。
その対比として、においにつられてやって来るおばけは少々いたずらに、コミカルな感じをだすと
お話がわかりやすく楽しんで読んでもらえますよ🎶
幼児さん向けかと思いますが、今回「読んだことある〜！」と教えてくれた子も含めた小学校1年生のクラスでも大盛り上がりでした^^

せなけいこさんの作品を他にもご紹介します🎶

『ねない こだれだ』

『いやだ いやだ』

『にんじん』

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